社会に数多くある仕事の中でもIT業界は独立やフリーランスへ転身する人が多い業界です。

その理由の一つに仕事における管理の自由さが挙げられます。
一般的な会社で雇用関係を結んでいる会社員の立場では、フレックスのような一部のケースを除いて勤務時間や休日はそれぞれの会社が定める規則に従わなくてはいけません。
その点、フリーランスは文字通りスケジュールを自由に決めることができるので、プライベートの優先など自分に合った働き方をすることができます。
独立して会社を起業する場合も、経営者の立場で規則を決めることが可能です。

管理の自由さは時間だけでなく仕事を行う場所にも影響を及ぼします。
IT関係の仕事はクライアントとのやり取りも含めてインターネットを利用して行う仕事が殆どのため、ネットに接続できる環境であれば問題ありません。
とはいえ、会社員はこの仕事を行う場所についても会社の規定に従うことが義務付けられています。
フリーや誰からも指示をされることのない独立した経営者の立場であれば、自宅はもちろん、プライベートの旅先で仕事をすることもできるのです。

そのほかにも、収入の増加が見込めるというメリットもあります。
賃金は働く上での大きなモチベーションの一つで、収入を増やすことを目標に働いている人も少なくありません。
この賃金についても、会社員は企業の決定に従わなくてはいけないので必ずしも希望する収入が得られるとは限らないのが実情です。
フリーランスは賃金交渉を自分で行えるので、能力に見合った報酬を得ることができます。